十五夜、十六夜(いざよい)ともに名月が拝めた。
影ができるくらい輝いていた。

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李白の詩に「月下独酌(げっかどくしゃく)」というのがあります。
一人で飲んでいたが、月が昇り、自分の影ができて、これで三人なった。

そこで、気に入ってるところだけ引用すると、
  
  我歌月徘徊    我歌えば、月はいざよひ   
  我舞影凌乱    我舞えば、影は乱れる
 
情景が目に浮かぶようです。

加えて、ふるさとの山川のみならず、地球の環境までも変わった今日、万年変わらない姿に「昔の光 今いずこ」と、現代版「荒城の月」を感じます。