山ではほとんど人に会わないが、きのこ狩りの季節になるとたまに会う。クロモジの束を見ると、「何さ使うの?」と聞かれる。一通り説明して、「これトリコシバだねぇ。」というと、ようやく合点する。当地ではクロモジをトリコシバという。

先日、山で会った人から耳寄りなことを聞いた。「クロモジを米びつに入れると虫が湧かない。」と祖母が言ってたそうである。生活体験からの言葉に、実践するすごさとクロモジのすごさを感じた。

一般的に、精油には防虫効果がある。「総ヒバで作った家には3年間蚊が入らない。」とも言われている。クロモジスプレーでは、ブヨには効果があるが,残念ながら蚊やアブにはほとんど効果はなかった。

米びつに虫が湧くのは梅雨時、来年試してみよう。

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 ナラタケ(当地ではサモダシといいます)

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 天然舞茸(残念ながら腐りかけてました)