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小宅の裏庭に月桂樹が植えてある。前の住人が植えたものだ。クロモジと同じクスノキ科で葉っぱはとてもいい匂いがする。時々、葉っぱを紅茶に入れて香りを楽しんでいる。

ちなみに、葉っぱの精油成分は1,8-シネオール、リナロール、オイゲノール、ピネンなどで、クロモジと似ている。情緒を安定させて、消化不良、食欲不振を改善するらしい。また、古代ギリシャでは、勝利と平和の象徴として、戦いや競技の勝者に月桂冠(ローレルの冠)が授けられたことはよく知られている。

さて、小宅の月桂樹、地中海沿岸が原産地なので、当地の厳しい冬の寒さに忍従を強いられている。それでも、年々成長している。しかしながら、花が咲いたのを見たことがない。もしかしたら、耐寒性を備えた代わりに、繁殖は無理とあきらめたかも知れない。

小椋佳の歌に「一度も咲かずに散ってゆきそうなバラが・・・・」というのがある。咲かないバラは鳴かないホトトギスのようなもので、何とかしてやろうという気持ちになる。

しかしこの場合、無駄なことはしないという原則に従って生きているのだろうか、それとも、条件が揃うまで待っているのだろうか、今年も花芽は出てないのである。

〔参考文献〕
 佐々木薫  アロマテラピー図鑑  主婦の友社