桜の満開から1週間も過ぎると、草木は芽吹き、花が咲き、山は明るく生気にあふれる。また、ウグイスの名調子も加わって、まさに、「山笑う」ようである。

また、山菜の種類も増えてくる。
普段、クロモジ採取に行く山の山菜と可憐な花をご案内します。


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 コシアブラ(ウコギ科) 天ぷらにすると若干の苦みがあるが美味である。人によっては山菜のキングといわれている。

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 アザミ(キク科) ゆがいて水にさらして味噌汁の具にする。

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 葉ワサビ(アブラナ科) 湯通しして調味液(醤油、みりん、酒)に漬ける。風味よく美味である。





珍しい草花ではないが、山で出会うと一服の絵画のように見入ってしまう山野の花。

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 シラネアオイ(キンポウゲ科) 日本固有種。飾らない美しさが魅力。

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 カタクリ(ユリ科) 花弁が反り返っている姿が気品を感じる。

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 キクザキイチリンソウ(キンポウゲ科) 群生しているのもいいが、林内で一輪、二輪とひっそりと咲いているのもいい。