津軽の冬は長~い。否、長く感じるのである。
その反動か、雪が消えるとあっという間に数か月が過ぎる。

さて、春になればいろいろな楽しみがある。
野菜作り、釣り、山菜採りなど。
意外とこういうのは、楽しかったことしか覚えてないのである。

かつて、趣味の釣りで、4人乗り船外機付きの和船をもっていた。友人らと海に出ると、あっちへ行け、こっちに行けとうるさい。昔の、いい思いをした、おぼろげな記憶から言うので的はずれが多い。船頭多く、船はなかなか進まないのである。

今年の山菜は4月中旬の行者ニンニクから始まった。下旬に桜が咲く頃はコゴミが採れる。桜が散って4,5日するとコシアブラが採れる。そして、5月に入って山ツツジが咲く頃にワラビが採れる。また、津軽半島の古いテトラにはワカメが付く。行者ニンニクは醤油漬け、ワカメは湯通しして塩蔵、コゴミとコシアブラは天ぷらにして冷凍すると長く食べられる。


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         今では廃船同様になった18尺の和船


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          桜が散って1週間後のコシアブラ  

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           津軽半島、古いテトラに付いたワカメ