秋が深まるとクロモジの葉は黄色くなります。

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 クロモジの黄葉 (2013年11月4日 青森市近郊)

クロモジの変身は葉の色だけではありません。葉の香りも変わります。

葉が緑のときは葉をこすると青っぽい香りとクロモジ特有の香りがします。これが、黄色くなると青っぽい香りは無くなり、クロモジ特有の香りと柑橘系の香りがします。案外、好まれる香りだと思われます。クロモジの香りで最初にくるのが主成分のリナロールかと思われます。

試しに葉っぱ1枚を口に入れると、噛んでも違和感は無く、口臭予防のチューインガムのようです。ただし、若干の苦味と舌の収斂(しゅうれん)作用があります。


クロモジ茶も試してみました。

黄葉のクロモジ茶は、緑の葉と同様にクロモジの香りと若干の苦味があります。
やや、黄葉のほうが飲みやすいような気がします。

お客様に、その時の生葉を煮出して、「クロモジ茶」としてお出ししますと意外と好評です。

晩秋の山は黄葉、紅葉で染まり、絵にも描けない美しい風景が至る所で見られます。
また、山では見る、聞く、触る、嗅ぐなどの感覚が自然と働くとともに山の空気が身も心も引き締めるような気がします。